30. 将来寝たきりにならないために

2018年9月17日

加齢によって女性ホルモンであるエストロゲンの減少により
基礎代謝がだんだん低下します。
それに伴い中性脂肪が付きやすくなってきます。

これは決して「筋肉がぜい肉に変わった」わけではありません。
ぜい肉の正体は無駄な体脂肪です。

ぜい肉も筋肉も細胞の種類が違いますので、筋肉が体脂肪になるという事ではないのです。

そして、「ぜい肉が筋肉に変わる」こともありません。

痩せるためにはダイエットと同時に筋トレを行う事で
筋肉の減少を抑えて体脂肪だけを落とします。

40代以降の方は……

筋トレをしないと、将来自立した健康的な生活を送れない恐れがあります。
簡単に言うと……寝たきりになってしまうかもしれないのです。

自由に立ったり、歩いたり……自立した生活を送る基盤となるのが「運動器」です。
運動器とは主に移動に関わる器官であり、

・筋肉
・骨
・関節
・軟骨 などをいいます。

移動する機能が低下した状態をロコモティブシンドローム(通称 ロコモコ)といいます。
または「運動器症候群」ともいいます。
 
 

日本の平均寿命と健康長寿

日本は世界有数の長寿国です。
しかし、平均寿命と健康寿命の差が問題となっています。

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。
平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。

「健康でない期間」とは……
自立度が低下して要介護、要支援になる事です。

男性は健康寿命が17.19歳、平均寿命が80.21歳、9.02歳の差があります。
女性は健康寿命は74.21歳、平均寿命が86.61歳、12.4歳の差があります。

[参照]平均寿命:厚生労働省「平成25年簡易生命表」
健康寿命:厚生労働省「平成25年簡易生命表」「平成25年人口動態統計」
          「平成25年国民生活基礎調査」
     総務省「平成25年推計人口」より算出

要するに……男性では約9年、女性では約12年もの間、著しく自立度が低下した状態で
不自由な生活を強いられる事になります。

今後、平均寿命が延びるにつれてこの差が拡大すれば、
健康上の問題だけではなく、医療費や介護費の増加による家計への
さらなる影響も懸念されます。
健康に配慮する一方で、こうした期間に対する備えも重要になります。
 
 

要支援・要介護になった原因

1.運動器障害 25%
2.脳血管疾患(脳卒中) 18.5%
3.認知症 15.8%
4.高齢による衰弱 13.4%
その他 27.3%

[参照]厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」

自立度が低下し要支援・要介護となる原因の1位は

運動器の障害 で全体の1/4の25%を占めています。
 
 

特に閉経後の女性は注意

中高年になると骨粗しょう症の予備軍が増えてきます。
骨がスカスカになって骨折しやすくなります。

女性は45歳から55歳の間で閉経を迎えると骨粗しょう症にかかるリスクが高くなります。

骨も筋肉や皮膚と同じように新陳代謝をしています。
破骨細胞が骨を少しずつ分解しますが、その分を穴埋めするように
骨芽細胞が骨を合成しています。

女性ホルモンには破骨細胞による分解を抑え、骨芽細胞による合成を
促し、骨の再構築を正常化する働きがあります。
しかし、閉経によって女性ホルモンが減ると
破骨細胞による分解が優位となり、骨芽細胞によるが合成が抑制される事で
骨にがもろくなり
男性よりも小柄で骨量が少ない女性は骨粗しょう症になりやすいのです。
 
日本の骨粗しょう症の患者の8割が女性です。
骨粗しょう症による骨折は要支援・要介護の引き金となり
健康寿命を縮めてしまいます。
 
 

最後に

筋トレでも骨は強くなります。
将来寝たきりにならないために、今からでも遅くはありません。
筋トレを頑張ってみませんか?

筋トレは何歳から始めても効果はあります!!

 
 
 
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