61.高齢者の体力は過去最高となりましたが、30~40代の子育て世代は?? 

スポーツ庁は体育の日を前に
2017年度の体力・運動能力調査の結果を公表しました。

調査内容

17年5~10月、6~79歳の男女およそ6万5000人を対象に調査しました。
握力、上体起こし、長座体前屈など各項目の体力テストや
運動習慣に関するアンケートを行いました。

 

65歳以上は?


6項目を点数化し、60点満点で結果をまとめました。
上体起こしや6分間歩行は男女ともほとんどの年齢で上昇。

75歳~79歳の男性は36.28点、
女性は4年連続の過去最高となる36.06点で
いずれも約20年の間に6点程度伸びました。

また65~69歳の女性もこれまでの記録を更新し、
65~69歳の男性も2番目に高い結果となりました。

 

6歳~19歳の年代は?

体力がピークだったとされる1985年度と比べると
中高生男子の50m走を除き低水準となっています。

しかし、ここ数年は男女とも上昇傾向か横ばいとなっています。

 

30~40代は?

子育て世代の男女は伸び悩んでいる結果がでました。
仕事や育児に追われ、運動の時間がとれないのが一因とみられます。

週1回以上運動している人の割合が40%程度にとどまっています。
調査を始めた平成10年以降、低下傾向が続いています。

特に30代後半では平成10年に比べて約10%も低下しています。

将来大変な事になるおそれも

30代~40代の女性では運動している人の割合が低く
体力も低下傾向にあります。

運動する習慣があまりなく、
それによってますます筋力が低下し
多忙ゆえ食生活も乱れがちです。

このままいくと健康寿命と平均寿命の差が開き
将来寝たきりになる可能性が高くなります。

今の30~40代世代が将来高齢者になった時
医療費の負担増や介護職の人手不足になりかねません。

幼児期の運動の必要性

幼児期から身体をよく動かしている子供は
体力や運動能力が高いという結果がでています。

逆に基本的な動きが十分に習得されていないと
安全で効果的な運動や日常動作が上手にできずに
ケガをしやすくなります。
また体力の向上に必要な運動強度や運動量を確保できず
運動実施率も低くなってしまいます。

長期的にみると
33歳から44歳の壮年期、45歳から64歳までの中年期の
生活習慣病、
高齢期(前期高年期65~74歳、中後期高年期75歳~)の
転倒や寝たきりにつながるリスクが高くなります。

生涯にわたって健康を維持するには
幼少期に身体をよく動かし、基本的な動きを
十分に習得しておく必要があります。

また幼児期の運動は
心身の健全な発達を促しています。

40代になって幼児期の運動の事を言われても……

それは、困りますよね。
今更、戻れません。

ですが、筋トレや有酸素運動は何歳から始めても大丈夫なのです。
もちろん、自分の体力や健康状態を考慮して
最初からガンガンやり込むのではなく
軽い負荷から筋トレを始めるなど
自分の身体に負担がかからない範囲で、継続してやっていくことが大切です。

運動する事で食生活や生活習慣を見直す事ができ
健康への意識も高まってきます。

 

最後に

仕事や子育てなど忙しい日々を過ごしている30~40代の女性は
運動をしなければいけない事は重々承知しています。

これは、本人の努力ではどうすることもできない問題です。
周りが協力をして、子育て世代で忙しい女性たちが
気持ちよく、また気兼ねなく運動ができる環境や設備を
整える事も必要です。

その為には企業や自治体、また身近な人たちの協力が
必要不可欠となってきますね。

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Posted by strep-k